ご危篤・ご逝去でお急ぎの方はこちら

【お葬式の日程】通夜・葬儀・法事法要までの流れや日数

大切な方を亡くされたとき、悲しみの中でも葬儀の手配は進めなくてはなりません。特に通夜・葬式の日程は、ご遺体の保全の限界からあまり長引かせることはできず、一般的にはご逝去後に葬儀社を手配したあとすぐに決めることとなります。もちろん弊社でもサポートをさせていただきますが、時間のないなかで火葬場や僧侶、参列者の状況をふまえて日程を調整するのは想像以上に大変な作業となるでしょう。

この記事では、通夜・葬儀の一般的な日程や決め方、亡くなってから葬式までの流れなどを解説しますので、あらかじめ心の準備を整えるためにも、ぜひ参考にしてください。

目次

基本的なお葬式までの日程

葬儀の日程はご家族が亡くなって葬儀社を手配したあと決めるのが通例ですが、もしあなたが喪主を務めるなら、通夜と葬儀・告別式の日取りにくわえて、具体的なスケジュールを決めなければなりません。多くの場合葬儀社の担当者が相談には乗ってくれますが、おおよそのスケジュール感は把握しておき、打合せに備えましょう。

一般的なお葬式(2日葬)の日程(ご逝去から3~4日でお葬式)

葬 儀 前通 夜お 葬 式


































1日目2日目3日目

一般的な葬儀の日程は、故人が死亡した翌日にお通夜、翌々日に葬儀・告別式を行います。日数でいうと、亡くなった日が1日目、通夜が2日目、葬儀・告別式が3日目となりますが、火葬場や参列者の日程調整や友引などの諸事情により、通夜の前に仮通夜を挟み、4日目で葬儀・告別式を行う場合もあります。

一日葬の日程(ご逝去日から2〜3日でお葬式)

葬 儀 前お 葬 式






























1日目+12日目

最近の家族葬では葬儀・告別式の前日に行われる通夜を省略し、1日葬としてお葬式のみ実施される方も増えてきています。その場合、日程は通常通り3日で行うこともあれば、短縮し2日で行う場合もあります。

直葬(0日葬)の場合の日程(ご逝去日から2日で火葬)

葬 儀 前火葬
















1日目2日目

直葬とは通夜、葬儀・告別式のいずれも省略する形式ですが、その場合でも法定伝染病などを除き、亡くなってから24時間経過しないと火葬ができませんので、最短でも2日間は必要となります。

お葬式の日程の決定方法

一般的には亡くなった翌日に通夜、翌々日に葬儀・告別式を行うのが通例ですが、必ずしもスムーズに日程を組めるとは限りません。

状況に応じて、日程を検討・調整すべきことはよくありますので、お葬式の日程を決める前に、確認しておくべき事項をみておきましょう。

① 希望する斎場や火葬場の空き状況

規模や立地条件などから葬儀社が候補を上げ、合わせて空き状況を確認してくれるはずです。時期や場所によって混み合っていることもありますので、早めに確認し押さえておきましょう。

② 菩提寺・僧侶・宗教者の都合

お願いしたい菩提寺や宗教者がある場合は、遺族から葬儀のお願いと共に、ご都合を伺いましょう。もし菩提寺などがなく、葬儀社に宗教者の手配を依頼する場合は、ご都合も葬儀社から確認してもらいます。

特定の方にお願いしたい場合には、すでに他の葬儀の予定が入っていたり、土日・お盆・年末年始などは法事や年中行事が立て込んでいたりすることもあります。

③ ご遺族・ご親族・参列者様のご都合

故人様のご遺族、ご親族、友人・知人の参列が多く見込まれる場合は、土・日曜日など、集まりやすい日に設定することがあります。また遠方や海外からの参列者様がおられる場合は特に移動に要する時間も考慮しておきましょう。

④ 友引やその他地域による風習の確認

「友引(ともびき)」とは、「勝負事などが引き分ける日」を意味する六曜のひとつで、昔から友引の日には、葬儀・告別式を避ける習慣があります。

もし葬儀の日程が友引と重なるときは、トラブルを避けるためにご親族にあらかじめ相談して了承を得ておきましょう。またご親族の了承があった場合でも、友引の日を定休日にしている火葬場も少なくありません。そのような場合、葬儀・告別式の日程を1日後にずらして計画を立てましょう。なお、通夜の日は友引と重なっても問題ありません。

また友引を避けることは全国的な風習ですが、それ以外にも地域によって葬儀の日程の組み方は異なる場合があります。例えば全国的に多いのは後火葬ですが、一部の地域では前火葬の風習があります。年配の親戚やご近所さんがそれらの地域の風習を気にする可能性がありますので、合わせて確認をしておきましょう。

葬儀の日程について事前に相談しておくと安心です

葬儀の日程は前もって決めることはできませんが、いざその時が来たら短時間で決めることになります。もしもの時の流れや日程の決め方は、事前に確認しておくだけでも落ち着いて進められるでしょう。

できれば、あらかじめご家族で話し合ったり、葬儀社へご相談することをお勧めします。

24時間年中無休 いつでもお気軽にご相談ください

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次